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日頃の動物のサイン

 365日一緒にいる飼い主さんでさえ病気の初期の状態になかなか気づけないのが動物達の現状です。神経質になりすぎて思い悩んでしまうのも考えものですが手軽に日頃からチェックできる項目を知っておくだけでも早めに異変に気づいてあげられるかもしれません。

【脱水】

 通常脱水がいきなり現れるということはないでしょうが、いくつかの項目をチェックすることである程度把握できることがあります。

皮膚テント反応

 

これは背中の皮膚をつまみ持ち上げてその後一気に皮膚を離すというものです。

 この引っぱられた皮膚が指を離したときに元に戻る速度によって脱水の指標とするのです。

 正常だと皮膚はプヨプヨしてますからすぐ戻ります。

戻るのがゆっくりであればある程脱水の可能性が高くなります。猫さんなどでは腎不全などでひどい脱水のときは引っ張った皮膚がそのまま持ち上がって戻らないなんて子もいます。

 

皮膚をつまんで・・・

離す

目の充血

 

 勿論結膜炎や興奮時などにも目の充血はみとめられるものですが脱 

水時にもみとめられる症状です。

 

口腔粘膜

 

 口の粘膜(特に唇の裏や歯茎)は通常唾液ヌルヌルしています。これが脱水に陥ってくると指でなぞってもカピカピした感じになる場合があります。

【貧血】

 

 これはもうズバリ血色が悪くなるということです。いずれ元気や食欲が減退してくることが多いですね。

可視粘膜


 貧血で体を巡る血液の量が減ってきてしまうと隅々の毛細血管などにまで充分な血液が行き渡らなくなります。その結果毛細血管が見えやすい粘膜の色が白っぽくなってしまうということになります。

 可視粘膜、目で見ることの出来る粘膜、つまり目の結膜(アッカンベーをした時の赤い部分)、歯茎や唇の裏(舌の色は比較的貧血が進んでもピンクを呈する場合も多いのであまり重視しない)、雄ならペニスの色、雌なら外陰部をめくった膣粘膜の色などでチェックできます。

お腹や内股の皮膚


 だいたいお腹や内股は毛が薄く皮膚そのものの色が把握しやすいと思います。貧血状態ではここの色も白っぽくなってきます。

爪の血管の色


 爪が黒い子ではこのチェックは出来ませんが爪の白い子は中に血管の色が確認できるかと思います。ここの色も白くなっていくと思います。

【黄疸】

 肝臓系に障害が出て来たりすると貧血のチェック箇所において色が黄色くなる場合があります。

 いずれ色の見え方や変色の度合いなどには個体差がどうしても無視できないところです。

 日頃元気なときにこれらの項目をチェックしておき正常な状態というのを把握しておくのが大切です。

 獣医師は来院したその時しか状態を診る事が出来ません。毎日観察できる飼い主さんの情報というのは何にも代え難いくらい重要なのです。

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※上記は当院の方針であり、他院と異なる場合があります。ご了承下さい。

 2015年1月