携帯、スマホがあるのなら・・・
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下痢、嘔吐、血尿、咳、発作、震え・・・等々、日頃飼い主さんが直面するかもしれない動物達の異常な症状というのは様々なものがあります。
症状がみられたら病院へ来るというのは普通ですが診察中にこれらの症状が現れている場合ばかりではないのが現状です。
こうなると目撃者である飼い主さんを通して我々獣医師が問診を取るという形になります。まぁ動物病院では普通のことです。
しかし話すことのできない動物達に代わって事細かに症状を説明するのはなかなか大変ですよね。しかも具体的にとなると更に困難を極めます。
私もなんとか症状の的を絞っていくためにアレやコレや質問したり異常な仕草を実際飼い主さんの前でやってみせたりと試みます(犬の咳なんかは結構自身ありますね(笑)よく飼い主さんに「それそれ!ソックリ!」と言われると頑張った甲斐があります。)
下痢なんかも「液状なのか」「マヨネーズ位?」「トマトジュースみたい?」などなど例えの引き出しを漁りまくって質問します。
しかしどうしても表現し辛い症状や形状なんかはあるものです。
この時スマホ等で撮影した画像、動画などを見せてもらう機会があるとグンと情報量が増えて診断への道も開かれます。まさに「百聞は一見にしかず」です。
発作などは撮影どころではないかもしれませんが頭の片隅にでも留めておいてもらえれば幸いです。
もちろん尿や便、嘔吐物など取っておけるものであればそのものを持って来てもらうのもベストです。
2015年 3月
※上記は当院の方針であり、他院と異なる場合があります。ご了承下さい。
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